コーラス

olivemama2006-01-09

 世界的指揮者として知られるピエール(ジャック・ペラン)は、母の葬儀のために故郷へ戻る。そんなピエールのもとに子供時代を一緒に過ごしたペピノが現れ、幼い日にピエールの生き方を変えてくれたひとりの音楽教師の残した形見の日記を手渡す。
 23人の子供達とひとりの音楽教師が織り成す感動の物語。音楽教師を演じるのは、『バティニョールおじさん』で名演を披露したジェラール・ジュニョ。監督・脚本は、これがデビュー作となるクリストフ・バラティエ。実際にサン・マルク少年少女合唱団のソリストを務める13歳のジャン=バティスト・モニエの美声は要チェック。

子どもたちのハーモニーがよかったです。
特に少年ピエール役のジャンの歌声が素晴らしかった!
透き通ったボーイソプラノで、本当にうっとりしてしまいました。
いろいろ問題を抱えた少年たちに歌うことの楽しさを教えた先生がいました。
優しくて包容力があって、厳しいところもあって…
なにより子どもたちへの愛情が感じられて素敵でした。
学校を去るときに、たくさんの紙飛行機が飛んできて、
みんなお別れの一言が書かれていて…
心が温かくなる映画でした。