偶然の旅行者

olivemama2006-12-31

 子供の死のショックから立ち直れずにいる旅行ガイドブックのライターをする主人公が、妻と別居などを通して、やがて出会うペットショップの訓練師との恋に落ちていく姿を描く。
 「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」や「レイダース/失われたアーク」の脚本家として知られ、「白いドレスの女」で監督デビューも果し高い評価を得ているローレンス・カスダンが「白い〜」のW・ハート、K・ターナーと共に再びトリオを組み、A・タイラーの同名ベストセラー小説を映画化した作品。

子どもに先立たれることほど悲しいことはないと思います。
でも、主人公はそういう感情をうまく外に出せなくて、
そこから自分を解放してくれる女性に出会って、
初めて我が子のことを受け入れることができたのだろうと思いました。
「愛しているかじゃなく、どんな存在かなんだ」
「僕には彼女が必要なんだ」
それがちょっと自閉気味で優柔不断な主人公の出した結論でした♪