青いパパイヤの香り

サイゴンのある資産家の家に、10歳の少女ムイが奉公人として雇われて来ます。その家には優しい女主人と根無し草の旦那、三人の息子たち、そして孫娘を失って以来二階にこもりっきりのお婆さんがいました。ムイは先輩女中に教えられ、一家の雑事を懸命にこなしていきます。そして彼女は、ある日長男が連れてきた友人クェンに恋心を抱きます……。

ムイは生き物に対してすごく優しい眼差しを向けていて、
物静かでとても働き者で、
幸せになってもらいたいなぁと願ってしまいました。
最後は本当に幸せそうで、良かったです。