ごみ処理場の見学に行ってきました。
最新のごみ処理場はすべてコンピュータ操作でちっとも臭いがしない。
煙も浄化してから煙突へ送られ、
焼却炉の熱は温水プールや冷暖房に利用される。
もちろんごみ収集をする人たちは
以前と同じように大変なんだろうけど、
ごみ処理場で働いている人たちは快適になったことだろう。

私の小さい頃は人糞も生ごみも畑の肥料だった。
多少出る紙くずは風呂の焚き付けになり、
古新聞は包み紙だった。
牛乳はビンに入っていたし、
ラムネだって、りんご水だってビンだった。
あの頃はごみが少なかったんだろうな。

ごみが隔離されたところで処理されるようになると、
ごみを出すことに無頓着になるんじゃないかな。
何でも取っておこうとする母に、いつも
「捨てなよ。」と言うのは、私。