夏休みのレモネード

olivemama2005-09-07

2人の子供の友情(?)が可愛らしくて悲しい物語でした。

1976年、シカゴ。カトリックの家庭に育つ8歳のピートは消防士のパパ、優しいママ、そして7人の兄弟に囲まれて元気に暮らしていた。2年生の終わり、夏休みの前にシスターから“悪魔の道を選ぶか神の道を行くかは今年の夏の行ないで決まります”と言われ気にするピート。そんな時、兄シェイマスから、異教徒をカトリックに改宗させれば聖人になって天国に行ける、と聞き、早速ユダヤ教の教会堂へ通い始めるピート。やがて、教会のラビと顔馴染みになったピートは、ある出来事をきっかけにラビの息子ダニーとも仲良くなるのだが、ダニーは不治の病に冒されていたのだった。

グッドウィルハンティングのベン・アフレックマット・デイモンが、
脚本を書くことでつかんだ自分たちの幸運をおすそ分けしようと始めた
脚本コンテスト「グリーンライト・プロジェクト」の第1回優勝作品ということです。
宗教・信条が異なる他者とは共存できないのかという問題について考えてる作品で、
地味な感じだけど丁寧に書かれたいい脚本だとおもいます。
二人の父親を演じるアイダン・クインとケヴィン・ポラックも
すごく自然でよかったです。
子供たちが愛らしくてそれだけでもう、見入ってしまいました。