黄泉がえり

olivemama2005-09-21

草薙剛竹内結子です。中心はこの二人の恋物語です。

九州阿蘇のとある地域。ここで少し前から驚くべき現象が頻発していた。死んだ者が、死後も自分のことを想い続けてくれた人の前に、ある日突然現われるのだ。それは、ゾンビや幽霊などではなく死んだ当時のままの姿で蘇るのである。最愛の人との再会に喜ぶ家族や恋人の一方で困惑する周囲の人々。厚生労働省勤務の川田平太(草薙)は故郷で起った謎の現象を解明するため現地に赴く。そこで、川田は死んだ親友のフィアンセだった橘葵(竹内)と再会する。葵もまた恋人の黄泉がえりを待ちわびていた。そんなある日、川田は<黄泉がえり>にある法則を見出すのだったが…。

死んだ人が生き返って嬉しい人もいれば、複雑な人もいる。そうだなぁと思いました。
私は今生き返って欲しい人はいないけど、4年生の時亡くなったお姉ちゃんが、
もし生き返ったらどんなだろうと思います。当時私は4歳くらいで、
お葬式の記憶はあるのですが、死の意味も分からず、
人が大勢集まっていることにはしゃいでいたような気がします。
母にとってはつらい思い出のようですが…何しろよくできた子だったらしいので。
「あのころは原因が分からんで、どんどんやせて死んでいった。
 今の医学なら、治ったかもしれんのに。」とよく言っていました。
一度だけ、叔母に連れられて汽車に揺られ、大阪の病院までお見舞いに行きました。
付き添っていた母に久しぶりに会えて嬉しかったのを覚えています。
自分が親になってようやく、子どもに先立たれる悲しみが理解できるようになりました。
命に代えても守りたいもの、それが子どもですよね。