阿弥陀堂だより

olivemama2006-03-05

寺尾聡さん、樋口可南子さんです。

 東京に住む上田孝夫と美智子の夫婦。孝夫は売れない小説家、美智子は大学病院の有能な医師だった。ある日、美智子は流産をきっかけにパニック障害という心の病にかかってしまう。都会の生活にも仕事にも疲れきっていた2人は、孝夫の故郷である信州へ移住することを決心した。2人は移り住んだある村で、村の死者がまつられた阿弥陀堂で暮らしているおうめ婆さんを始め、様々な人々と出会った。喋ることが出来ない難病を抱える少女・小百合は、おうめが日々思ったことを書きとめ、村の広報誌に“阿弥陀堂だより”として連載していた。

観ていて優しい気持ちになれる映画でした。
風景も美しくて、四季折々の彩りが目に優しく、
鳥、虫、蛙などの声が耳に心地よかったです。
まさしく日本の原風景という感じかな。心の中に懐かしさがあふれました。
そして、この物語の中で一番心に残ったのは
「人生ってなんなんでしょうね」という問いに
「今を良く生きることが良く死ぬことにつながる」という言葉でした。
自分なりに、日々の中で今を大切に明るく楽しみながら生きたいと思いました。