パフューム

olivemama2007-03-27

 18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが……。
 世界45か国で発売され、1500万部の売上げを記録したパトリック・ジュースキントのベストセラー小説を映画化。美しい女性の香りを手に入れるため、恐怖の連続殺人鬼と化していく男の物語を描く。

人はいったい何のために生きているのかと考えてしまう映画でした。
あまり罪悪感なく、殺人を犯してしまう主人公に、
なぜか嫌悪感よりも憧憬を感じてしまうのは
ちょっといけないことのように思いました。