SAYURI

チャン・ツィイーです。

 幼いころ祗園の置屋に売られたさゆり(チャン・ツィイー)は、不思議な瞳をした美しい少女に成長し、その魅力を武器に一人前の芸者となるべく修行に励んでいた。
 スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、チャン・ツィイー主演による究極の“ゲイシャ・ムービー”。共演には渡辺謙役所広司ら日本の俳優たちのほか、ミシェール・ヨー、コン・リーらアジアの名優たちが顔をそろえる。『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が、1人の芸者の人生を描くとともに、豪華けんらんな美の世界を表現する。

苦労する子ども時代から一転、華やかな売れっ子芸者になり、
戦争のために疎開先で質素な暮らしをしていたかと思えば、
戦後、芸者に返り咲く。
起承転結がはっきりしていて、楽しく見ることができる映画です。
ちょっとした笑いもあり、粋な台詞もありで、よくできた脚本だなと思いました。
なんと言っても、心に秘めた一筋の恋が切なくて、
チャン・ツィイーの可愛らしさが心に残りました。