コムラサキ

お金というものについて話をした。
1年生の子供はお金についてまだあまり理解していない。
家でどんな時にお金がいるかと聞くと、
始めはきょとんとしている。そのうち、何人かが、
「家の壊れた所をを直すとき」
「電気、水道、ガスのお金」
「食べ物を買うとき」などと言い出し、
「習い事でお金を払ってる」とか、
「洋服を買ってもらった」とか出てきた。中には、
「車を買うのにお金がいる」
「高速を通るとき」
「タイヤを買うとき」
と自動車関連も出てきて、
家ではいろいろなことにたくさんお金がいるんだということが
ようやく分かってきた…(分かっていない子供もいる)
そこで、そのためのお金はどこから来ているか?
と聞くと、また、きょとんとしている。
二人ほどが手を挙げて、
「お父さんとかが働いて会社からお金をもらっているから」
と言う。その通り。
「1円だって大事にしないとね。」と言うと、
「分かってるよ〜」とみんな言っていたけど、本当に分かっているのかな。
「みんなのために働いてくださっているお父さんやお母さんたちに
 ありがとうと思わなくちゃね。」
と言うと、みんな「うん、そうだな」って顔をして頷いていた。
子供にはありがたみをきちんと教えることが大切だと思う。