『今年度異動した新しい職場は、物凄く子どもが荒れています。
 外国人、ひとり親家庭、虐待、多数です。
 プチ家出、脅し、盗み、暴力はあたりまえ。
 小学校低学年のうちから、暴力、お金、裏切りの無法地帯です。
 「きもい」「うせろ」「死ね」「汚れる」「シンショウ」は日常語、
 いちいち反応していたら、肝心の問題の指導まで辿りつけません。
 何がそうさせるのか?
 あの子たちの原風景がまさに繁華街、お金、裏道なんだよね。
 もしあそこに、川があったり、山があったり、草があったり、
 虫がいたり、動物がいたりしたら、もっと違った育ちをするんだろう。
 ゲーセンやゲーム機でなく穴掘りやザリガニつりで遊べれば、
 あんな殺伐とした眼にならないと思う。
 人工的でないものは人のこころの成長にとても大事だね。』
これは先日、都会に住んでいる友達からもらったメールの一部です。
読みながらドキドキして悲しくなりました。
子どもに対する大人の、社会の責任を感じました。
それに、自然の中でのびのび遊べる環境が
子どもにとっていかに必要かもひしひしと感じました。