隣町で花火大会がありました。うちからも小さく見えるのですが、
子どもが近くで見たいというので、ちょっとだけ車を走らせました。
だいぶ大きく見えるところまで行ったら、
路肩に車を止めて橋の欄干にもたれながら夜空を仰ぎました。
赤や黄色や青や緑…大きな花が咲いて
キラキラ煌めきながら散っていくのがやっぱり綺麗でした。
ドーンとおなかに響く音もドキドキして、
連発の時は太鼓を打ち鳴らしているようで、
どこか体の奥底を揺さぶられているような感じがしました。
子どもと二人で「綺麗だね」って
その言葉しか知らないみたいに繰り返し言っていました。
華やかで短い、花火のような人生に憧れたこともあったなぁ…