olivemama2005-07-08

ロンドンで爆弾テロがあったと聞いて驚きました。
何の関係もなく罪もない人を
どうして標的にできるのかがわかりません。
小さい頃から争いごとが嫌いだった私は
時代劇のチャンバラも
西部劇の撃ち合いも見たくありませんでした。
戦争映画なんてどうして存在しうるのだろうと思っていたくらいです。
だって観たあと嫌な気持ちになるだけなんだから。
火垂るの墓」は悲しくて悲しくて困りました。
でも、ある日気づいたんです。戦争は語り継がれなきゃいけないって。
だから、戦争映画は後味の悪いものじゃなくっちゃいけないんだって。
コールドマウンテン」で最愛の人を戦争にとられたニコール・キッドマン
一人で強く生きる女、レニー・ゼルウィガーが言ってました。
「馬鹿な男どもが自分たちで雨を降らせておいて、
 大変だ、雨が降ってきたと騒いでいるのよ。」って。
なんだかすごく共感できたんです。
人はその愚かさから中々脱することができないでいますよね。
闘争本能や自己防衛本能。名誉欲や所有欲。
すべてを否定することはもちろんできないのだけど
もっと上手にコントロールできるようになればいいのにな。