このごろ、稲刈りの音が響いています。
今は藁は全て裁断して田圃に撒かれるようですが、昔は藁も大切な材料でした。
縄をなったり、草鞋を編んだり、山羊小屋に敷き詰めたり、
左義長のとき火種にしたり、色々に使われていました。
積まれた藁の上に寝転がるとお日様の匂いがして嬉しくなったものでした。
全てのものが何かしらリサイクルされていたころには
もう戻れないのはわかっています。
でも、よいものはできれば残っていってほしいなと思います。
あるいは、復活してもいいなと思います。
でも、今のように捨てないとただただ溜まってしまう時代には
難しいことだとも思います。