子供の頃、肉が苦手でした。給食でも肉が食べられなくて困りました。
私が1年生の時の先生は、絶対残してはいけないという人で、
給食後の掃除が始まっても、埃が舞う中でぼそぼそと食べ続けていました。
そして、涙が出そうになりながら、必死で飲み込んでいました。
とてもつらかったのを覚えています。
でも、もしかしたらそのお陰で食べられるようになったのかもしれません。
大人でも好き嫌いのある人がけっこういます。
今ではほとんど嫌いなもののない私は、
「こんなおいしいものが嫌いなんて、可哀想に」と思ってしまいます。
そして、好きなものが多いのは幸せなことだと思っています。
あるおとなしい子が「私、掃除機やってみたら意外と楽しかったから、好きになった」
と言いました。「今まではモップが一番好きだったけど」ですって。
「好きなことが増えてよかったね。だって好きなことが多い方が楽しいもの」
と答えておきました。何事もそうですね。
嫌なことや嫌いなものが多いと人生の楽しさは半減してしまうと思います。
なんだって好きになればいいんですよね。難しいかもしれないけど…(´ー`)