末っ子が悩んでいたのは、部活のことでした。
小学校時代、ずーっとのんびり過ごしてきたのに、
ついていけるはずがないんですよね。
土日もなく、毎日遅くまでの練習に、
とうとう音を上げたのは仕方のないことだったのでしょう。
朝晩、話をしながら泣き続け、劣等感とふがいなさに悩みに悩んで、落ち込んで…
とうとう休むことにしました。本当はなんとか乗り越えてほしかったのですが…。
今は落ち着いて、明るく過ごしているのでほっとしています。
彼が辛い時期は、私も仕事どころではなく、何もやる気がしなくて困りました。
子どもの笑顔は親の元気の元ですね!
自分より大切な存在。彼らのためなら、命も惜しくないと思います。
(笑い話)
落ち込んで私に頼りきっていたとき、末っ子が、
「母さん、ボクより先に死なないでね。」と言いました。
私はもちろんすぐに答えました。
「何言ってるの。親の方が先に逝くのが当たり前。
 親より先に逝くのは親不孝だからね。覚えておいてね!」
彼は笑いながら言いました。「そうだよね。分かったよ。」