口下手で照れ屋な私は、若い頃から「語る」ということができなくて、
同僚の上手な語りを聞きながら、感心ばかりしていたものです。
ところが、だんだんと年をとるにしたがって、どうも説教臭くなってきたらしく、
時々、話して聞かせなくてはという思いで上手くもない話をすることがあります。
今日は、「信頼」ということについて話をしました。
誰だって「信頼」できない人とは一緒に遊んだり、学習したりしたいとは思わない。
「信頼」は目に見えないものだけど、とても大切なものだということ。
悪いことをしたり、約束を破ったり、嘘をついたり、誤魔化したり、
そういうことで「信頼」は簡単に失われてしまうということ。
一度失ってしまった「信頼」を回復するには大変な努力が要ること。
みんなにはいつも信頼される人でいてほしい。
ちょっとしたできごとがあって、そんな話をしたのですが、
みんな真剣に聞いてくれました。
こんなふうに話しながら、自分にもまた言い聞かせているのだと思います。
常に子どもたちの信頼にこたえられるような人でありたいと…。